多くの施設や店舗で導入されるAI検温モニターとは？

導入するAI検温モニターの選び方

現在、AI検温モニターへの需要の高まりに伴って様々な製品が登場しています。
そのためどの検温モニターを導入すべきか迷ってしまうケースも多いかと思いますが、AI検温モニターの選び方としてまず重要になるのが検温精度です。
AI検温モニターの検温精度は、搭載しているAIによって大きく異なります。
システムを選ぶ際は検温精度に注目することが重要となりますが、誤差0.5度以下であれば信頼できるシステムと言えるでしょう。
また、検温時に密になる状況が発生すると感染拡大のリスクが高まるため検温速度も重要なポイントです。
ただし、カタログなどに記載されている検温速度は顔を認証するまでの時間が考慮されていないケースが多いので、カタログの数値だけを参考にするのではなく、デモ動画を見たりデモ機を実際に使ってみたりすることが大切です。
加えて、AI検温モニターの中にはマスク着用での体温測定や複数人での同時測定に対応している製品もあります。
マスク着用や複数人での検温ができるシステムは利用者のストレス軽減につながるので、特に飲食店や小売店におすすめです。
さらに、勤怠管理機能や自動ドアや電子錠との連携ができる機能、顧客情報の収集機能などが付属しているシステムであれば新型コロナウイルスの感染が落ち着いてからも利用できるので、検温以外の機能についてもチェックしておきましょう。

比較して施設にあったものを選ぶ必要があるAI検温モニター

AI検温モニターは病院や会社、ホテルなどの多くの人が出入りする場所に設置されていますが、さまざまな製品があり比較して施設にあったものを取り付けることが大切です。
製品を比較する時に比べるのはモニターの大きさや計測速度などで、大きさにはタブレッドサイズや大型のビジョンなどがあります。
タブレッド型は取り付けが簡単でどこにでも設置できますが、大勢の出入りのある場所では大型のものが適しています。
これはドーム型のカメラを高い位置に取り付け、撮影された動画を大きなビジョンに映し出すもので、一度に多くの人を計測できるので渋滞を失くします。
計測にかかる速度も同じで、大勢の人が集まる場所では計測速度の速いものが適しています。
最近は数メートル離れた場所を歩いている時も計測でき、一度に20名くらいの人を0.3秒で測るものもあります。
精度の高いAI検温モニターはその分費用も高くつくので、料金や精度から取り付ける環境にあったものを選ぶことが必要です。